X-Techは、IT技術を使って既存のビジネスに新たな価値やモデルを作り上げることを指します。既存事業を効率化させるだけにとどまらず、新規事業を作り上げられるのも特徴です。こうしたX-Techは、多くの業界で取り入れられていますが、X-Techの先駆けともいえるのは「フィンテック」でしょう。金融機関にIT技術を取り入れ、新しいサービスを打ち出すようになったのです。具体的には、QRコード決済や自動ポイント投資といったインターネットの仕組みを活用した決済サービス、投資サービスがあります。

X-Techが普及してきた背景には、クラウド技術の進化と普及が挙げられるでしょう。大容量のストレージがなくてもネット接続できていれば、大規模なデータを動かせたり、パソコンやスマホなど複数のデバイスを共有して一つのネットワークを構築できたりします。クラウドサービスのコストが下がり、企業でも個人でも気軽に利用できるようになったため、さまざまな業界でX-Techが推進されているのです。

また、ほとんどの人がスマホを保有するようになったのも大きなポイントと言えるでしょう。誰でも手持ちの端末を使い、オンラインサービスに申し込んで利用できるので、企業としてもX-Techを活用したサービスを提供しやすくなっています。さらに、スマホ利用者からの情報が得やすい構造となっており、顧客情報を分析して効率良くサービスを開発するなどのメリットも生まれているのです。最後に、X-Techについてはこちらのサイト【http://whatis-x-tech.com】でも詳しく取り上げられていたので紹介しておきます。